読み:はさみじょうはあく
Pincer Grasp
Pincer(はさみ) grasp(把握)
こどもは生後6ヶ月を過ぎる頃には、シリアルのチェリオス(小さな輪っか状のシリアル)のような小さなものを、手でかき集めたり、手のひらに握ったりできるようになる。
それから2〜3ヶ月後の9〜10ヶ月頃になると、新しい技術を身につける。それが鋏状把握である。
鋏状把握は、微細運動の一種で、親指と人差し指で小さな物体をつかむ能力を意味する。
微細運動とは、手や指を使った細かく精密な動作を必要とするもの。
鋏状把握ができることで、自分の洋服のボタンをかけたり、ジッパーを開け閉めしたり、スナップを留めたりできるようになり、身支度などを自分自身でできるようになる。
memo
日本語の「鋏状把握」で検索しても、詳しく説明された日本語サイトを見つけられなかったため、鋏状把握の英語に該当する”pincer grasp”で検索したところ、妊娠と子育てのサイトがヒットした。
https://www.whattoexpect.com/first-year/week-28/pincer-grasp.aspx
上記サイトをGoogle 翻訳で翻訳して参考にした。
昔の日本人の多くは、家族で子どもを育ててきたという歴史もあって、子どもの発達過程の研究も、遅れているような気がするな。そういえば、私が25歳頃、1982年、知人の女性から、「スポック博士の育児書」をプレゼントされたが、なんでアメリカ人の本?と思っていたが、日本にはそういう育児書なんてなかったんじゃなかろうか?
母を見ていても、試行錯誤しながら、子育てしていたような気がする。大体、私は祖母か父に添い寝されていた記憶しかないし。