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ピンチ状把握

読み:ぴんちじょうはあく

小さなモノを親指と人差し指でつまむような掴み方のこと。
1歳前後頃から見られる。

ピンチ状把握は、箸を持つ、ヒモを結ぶ、紙を折るなど、複雑な手の巧緻(こうち)運動の基礎となる重要な運動機能とされている。

Pinch Grasp

pnich(pin(t)SH)=つまみ(摘み) grasp=掴む

疑問〜

熊手状把握なんて古風な名称がある一方、ピンチ状なんて英語が使われている。これらの名称は、元々、英語圏、英国からきたものを日本語に訳して使っているんだろうか?

pinchをうまく翻訳できないため、そのまま使い続けられているってことだろうか?

このpinchには、名詞では、摘み(つまみ)のほかに、crisis(危機)の意味もある。

そして、摘みだとすると、摘み状把握ってのはおかしいわけで、摘み把握なら意味が通るように思う。熊手のような形だから熊手状なわけで、摘みのような形だから、ピンチ状ではなく、ピンチ=摘むを表しているわけだから、いずれにせよ、ピンチ状という言葉は変だと思うんだけどな。

2021.01.05

投稿から1年近く経過して、再スタートしようと見直したら、
英語で検索してみると、Pinch GraspよりPincer Grasp というのが多く出てきて混乱してしまいました。Pincer Graspは、ハサミ状把握というらしい。

おまけ情報

ただいま、左手の腱鞘炎で苦しんでいる私。左手の親指を自由に使えず大変。普段は何気なくしている手指の動作も、複雑なものだなと改めて実感。日々のことだけど、シャンプーも皿洗いも結構大変なんだぁ。ロボットハンドに助けてもらうかな?